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ひとこと日記



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[ 出張営業 ]
 先週末から営業さんが出張に出掛けている。北九州→広島→岡山→関西→名古屋と約100店舗の書店さんを回る。

 もう本日は関西の2日目、厳しい状況に変わりはない。新刊は、まだいいのだが、既刊の補充がままならない。

 既刊本をしっかり置いてもらわないと、売り上げの底上げには結びつかない。

 電話連絡のたびに、冷血な経営者は、しつこくねっちこく営業さんにプレッシャーをかけている。

2010/10/12(Tue)


[ ジャンル別第一位 ]
 誰もご存じないと思うので、あえて書いておきますが、昨年の11月に発刊し、着実に部数を重ね、現在2刷り、大型店の担当さんからも不思議がられるほど静かに売れている書籍があります。

 関数電卓の解説書、『理系人のための 関数電卓パーフェクトガイド』です。

 今日が初めてということではないですが、アマゾンさんの大学大学院ジャンル第一位です。発刊してもう少しで1年、このジャンル別では上位を維持し続けています。

 実はこの本、弊社営業担当や書店の棚担当さんが、どう売ろうか大変苦労した本なのです。

 まず、本邦初のテーマの書籍であること。また、直近の販売棚が書店さんに無いこと。これが一番なのですが、誰も需要があるとは思えなかったというところです。

 その影響で、新刊配本は抑えられましたし、それにもかかわらず返品率も結構高いものでした。要するに、書店さんでもどう扱っていい本か分からず、即返されたのでしょう。

 今でもそうなのですが、書店さんによって、並んでいる棚がまちまちです。数学であったり、物理であったり、工学であったり。ただ、その位置でしっかりと売れ続けていて、多くの大型店さんで平積みや面陳で扱っていただいています。

 経営者としては、売れると思われる棚には全部置いてもらえといいたいところですが、そこはぐっと我慢して、企画にのっていただいて、まとめ上げていただいた著者の方と、編集、営業、書店さんに感謝、感謝です。


2010/10/07(Thr)


[ 30冊 ]
 いまさらながら数えてみて驚いた。来春までの発刊予定の新刊と改定増刷の数字だ。

 次年度より拡充しようと思っている宅建ジャンルは、一挙に10点以上の発刊になる。

 簿記、宅建とまずはこの両輪をしっかりしたものに育てたい。言うに及ばず他社さんの攻勢は凄まじい。

 既刊書籍との差別化が課題。何度も言っていることだが、同じような書籍なら他社さんが出せばいい。とりいでこそといえるものをつくっていきたい。

 それにしてもこの制作費、いったいいくらになるのだろう。

 恐ろしい。

2010/10/06(Wed)


[ 払えど ]
 弊社がお取引いただいている印刷会社さんは1社のみ、支払いを単純化したくて絞っています。

 毎月定額のリボ払いで、制作費を入金しているのですけど、一向に残額が減らない。振り込めど振り込めど、逆に増えるばかりで、担当さんもよく我慢してくれている。

 先月のように新刊を一気に出すと、途端に膨らんでしまう。新刊や増刷をしないで、支払いのみをする月を増やせばいいのでしょうけど、なかなかそうもいかない。

 未払いが数千万円という時期もあり、まったくやりきれない。出版を続ける限り、こういう状態から抜け出せないのか。

2010/10/05(Tue)


[ ご紹介 ]
 著者の方にご紹介いただいて、ある検定試験を新規に立ち上げる団体の理事の方にお会いした。

 実施に伴って、テキスト等を出版したいというお話。

 大変名誉なご提案です。弊社では、文言だけでなく前向きに検討させていただきます。

 
2010/10/01(Fri)


[ ご提案 ]
 新しい著者の方にお会いしてきました。まだ、書いていただけるかご回答は得ていませんが、楽しい打ち合わせでした。

 新企画には希望があります。現状が厳しいだけに、期待も膨らみます。

 本を出版するということは、小版元にとっては、著者に投資する意味合いが強いです。特に経営者としては、単純に売れればいいから誰の本でも出版するというモノではありません。

 確かに、売れることは大切ですが、この方の本なら出版してもいい、売れないかもしれないけれど、かけてみたい、そんなふうなある意味、著者の方に惚れるような気持ちになれるかどうかでしょう。


2010/09/30(Thr)


[ それでも ]
 危機感を共有するためにも、経営の数字をオープンにしているが、今月の締めもとんでもない数字だった。

 本はいくら制作してもそれだけでは売り上げにならない。

 読者の方に、選択され、お買い上げいただいて、はじめて現金化できる。

 賞味期限もあるだろうし、競合書籍の発刊もあとを絶たない。電子化の動きもあるし、書店さんの棚では、日々、大手さんの攻勢に怯えている。

 それでも、新刊を出す。

2010/09/29(Wed)


[ もう締め日 ]
 連休のせいもあるが、それにしても1週間が早い。週が早ければ、月も早い。一月が瞬く間に過ぎてしまう。

 今月は4冊の新刊。新聞広告も出したし、FAX営業もかけた。

 相変わらず、アマゾンは在庫切れだし、取次ぎさんの反応も鈍い。

 都内大型書店さんでは、いい出足だが、近郊書店さんでは厳しい状況。営業不足は否めないし、力不足もあるだろう。

 棚がないとか、大手さんが専有しているとか、今に始まったわけではない。

 小版元である限り、永遠にこの宿命からは逃れられない。 

 それこそ、弊社がNO.1にならない限り、書店さんでの状況に変化はない。

2010/09/25(Sat)


[ 愚痴 ]
 まったく意識していないのだが、口を開けば愚痴ばっかりとカミさんにいわれる。

 世の中は、3連休なのに自営は関係ない。これも愚痴だろう。嫌ならサラリーマンに戻ればいい。今日からでもやれる。

 できもしないのにホラを吹く、これも嫌われるパターン。

 社員さんには申し訳ないが、この代表者にはあまり期待しないほうがいい。

 だから自分たちでよく考え、行動して、売り上げを稼いでほしい。君たちの給料は、1冊の本の売り上げからなっている。今日の1冊が大切なのだ。

 また愚痴になりそうなので、このへんで。

2010/09/18(Sat)


[ 先輩 ]
 気づいたらもう金曜日、1週間が早すぎる。

 新刊見本にトラブルがあったり、アマゾンの在庫切れが解消されなかったり、テスト販売の直納に車を走らせたり、寒かったり暑かったり、いろいろありました。

 なかでも驚いたのが、サラリーマン時代の会社の関連会社が、近々清算するとの話が飛び込んできたこと。

 今は社長を務める当時の先輩に、さっそく連絡し、伺ってきました。

 辛かったようです。読者対象の変化に企画が対応できなくなったり、売り上げの激減が止まらない状況に疲れ果てたと仰っていました。

 少し前は売れていたのに、さっぱり売れなくなった商品。よく聞く話ですが、弊社も決して例外ではありません。

 気持ちは読者として、立案者の立場ではなく、いかに近づけるか。いかに掘り起こせるか。

 沈思黙考。

2010/09/17(Fri)

My Diary Version 1.21
[ 管理者:とりい書房社員 著作:じゃわ ]