商業高校から一橋大学に入って公認会計士試験に合格した話

商業高校から一橋大学に入って公認会計士試験に合格した話
著 者 藤本拓也
価 格 1430 円
判 型 単行本
発売日 2019年6月3日
ISBN 9784863341098
発行元 とりい書房

商業高校にすすむことで広がる可能性を解説!

本書は高校進学を控える中学生とその保護者の方、そして現在、商業高校に通っている高校生にも読んでいただきたい本です。
地域や世代によっては、いまだに「商業高校=就職」というイメージが強いかもしれません。 ですが、毎年4万人以上の商業高校生が四年制大学へ進学しています。そのほとんどが一般入試ではなく、AO入試や公募、指定校推薦などの推薦入試です。 大学によっては商業高校生のみを対象に指定校推薦で生徒を募集しているところもあります。
国公立大への進学を考えたときも普通高校で一般入試で5教科7科目を勉強するのではなく、商業高校へ進学後、成績、内申、簿記などの資格取得で推薦枠から大学進学する道もあります。 大学進学を考えたときには普通高校だけでなく、商業高校への進学も選択肢の1つなのです。偏差値やなんとなくのイメージだけで商業高校への進学を候補からはずしてしまうのはもったいない!

本書ではハウツーではなく、著者自身が歩んだ道のりをご紹介しています。商業高校から一橋大学へ進学し、文系の国家試験の最高峰ともいわれる公認会計士試験に合格するまでを振り返っていただきました。

これから進学を控えるみなさんとその保護者の方へ参考になるように商業高校に進学してよかったと思えることも、商業高校へ進学したからこその苦労もできるかぎりご紹介していただきました。


  著者について

藤本 拓也

1985年 福岡県北九州市生まれ
2004年 福岡県立小倉商業高等高校 情報処理科卒業
2008年 一橋大学商学部卒業
2010年 公認会計士試験論文式に総合7位で合格
家計を思い大学進学は考えず、かといって手先が不器用であったために選択肢が商業高校しか考えられなかったため、地元の商業高校に進学する。
高校1 年生の秋、商業高校生向けの一橋大学AO入試の話をすすめられ、上京したい一心で一念発起。
高校在学中に日商簿記1級、(当時の)ソフトウェア開発技術者試験に合格し、2004 年晴れて一橋大学商学部に進学する。
大学卒業後、2010 年に公認会計士試験の論文式試験に合格し、現在、資格試験の予備校、ネットスクール株式会社にて講師を務める。

高校・大学の7年間、吹奏楽部(吹奏楽団)に所属し、ホルンを担当。趣味は鉄道に乗っての一人旅が中心だが、興味があるものには色々と手を出す多趣味な人間。
資格取得も趣味の一環で、現在の仕事には全く関係ないが、気象予報士や1級小型船舶操縦士、国内旅行業務取扱主任者、ITストラテジスト、中国語やアラビア語の検定試験、カラーコーディネーターなども取得している。



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